NAS(共有フォルダ)を使用してのGit対応

NAS(共有フォルダ)を使用してのGit対応

コード(どちらかといえばコード以外かも)のバージョン管理としてGitを使いたくなった。
Gitといえば、GitHubが有名だが、GitHubを使用すると公開されてしまうのでGitHubは使いたくない。。
なので、NAS(共有フォルダ)にリモートリポジトリを作成することでバージョン管理兼バックアップが可能ではないかと考えた。
調べてみると既に実践している方々がいて、やり方を公開してたが一筋縄では行かなかったので自分なりのやり方をまとめることにした。

1.Gitについて

まずはGitについての情報収集。Gitというものがバージョン管理として数年前から流行っていること、インターネット上にGitHubなるものが存在してコードを公開しているぐらいの知識しかなかった。
「Gitとは」で検索。【絶対理解できる】Gitとは?特徴やできることまとめ!が一番上にヒットしたので見てみる。とてもわかり易い。本サイトによるとGitにできることは以下の4点らしい。
・ファイルの変更履歴が管理できる
・過去のファイルに戻せる
・なんでも管理できる
・チームで共有できる
これまで、日付等で頑張っていたファイル管理が楽になるとともに過去ファイルに戻せるのが嬉しい。

2.Gitのインストール

自分のパソコンはWindowsパソコンなので「git win10」で検索。以下の2サイトがわかりやすかった。この2サイトを見ればGit for Windowsのインストールは問題ない。補足説明すると、Gitを使うためにはユーザーネームとメールアドレスが必要なのでGit for windowsをインストール後すぐに設定するのがおすすめ。その時、正しいユーザーネームやメールアドレスを設定する必要はない。というのも、LAN内の使用なので、ユーザーネーム:hogehoge、アドレス:hoge@hoge等で問題ない。他のサイトではGitHub前提でSSH設定等も記述されていたが、LAN内のNAS(共有フォルダ)で使用する場合は不要である。
Windows10にGitをインストールして初期設定する
【初心者向け】Gitのインストール方法をわかり易く解説(画面付き)

3.リモートリポジトリの作成

(1)NAS(共有フォルダ)にバージョン管理用のフォルダを作成し、最新のコード(ファイル)をコピーする。
(2)Git for Windowsの「Git Bash」を起動する。
※Git for Windowsをインストール直後ならばWinodwsマークを押下すれば一番上に表示される。表示されなかった場合は、Winodwsマーク→Git→Git BashでOK。
(3)Git Bashでバージョン管理用フォルダに移動した後、以下のコマンドを入力。
git init –bare –shared=true
touch git-daemon-export-ok
なお、「touch git-daemon-export-ok」が普通のコマンドプロンプトでは通らない模様。なのでGit Bashを使用する。
また、git init –bare –shared=trueコマンドで、hooks、info、objects、refsフォルダおよびconfig、description、HEADファイルが作成され、touch git-daemon-export-okコマンドでgit-daemon-export-okファイルが作成される。他サイトでは1個めの「git init –bare –shared=true」のみで問題ない記述であったが、自分の場合はうまく行かず、2個目の「touch git-daemon-export-ok」を記述しているサイトを見つけ実行したらうまく行った。

4.ローカルリポジトリの作成(PyCharmを例に)

ローカルリポジトリの作成は使用しているIDEに依存する。もちろん、Git Bashを使用してコマンドで色々できると思われるが、それは大変(というか無理)なのでPyCharmの機能を使用する。
(1)PyCharmを起動する。
(2)メニューバーの「VCS」→「Git」→「Clone」をクリック。
(3)リモートリポジトリのURL(LANなのでただのパス)と、クローンを作成するフォルダを指定して「Clone」をクリック。

5.まとめ

・NAS(共有フォルダ)を使用してGitに対応しました。
・ポイントはリモートリポジトリ作成時のコマンド2つ。
・ローカルリポジトリのクローンは使用するIDEに依存する。
・Gitの考え方およびコマンドは結構勉強する必要がありそう。
 ※バージョン管理としてSVNを使用したことがある人は多分苦労します。